【2025年社会福祉士試験対策】時間がない人の効率的な学習方法
社会福祉士の社会福祉士試験の学習は進んでいますか? 電車やバスでの通勤通学時など移動中も短時間で効率的に社会福祉士試験に合格するためのノウハウをお届けします。
目次
- 社会福祉士試験の本質を理解する
- 違和感を大切にする学習
- 捨てるべき所を明確にする
社会福祉士試験の本質を理解
社会福祉士国家試験とは〇✕で解答していく試験です。みなさん、〇✕ゲームをやったことありますか?
文章を読んで1問につき、12秒で解答しなければなりません。
国家試験では、共通領域を1つの問題で割っていくと1分37秒、専門領域は1分34秒で解答しないといけません。
文章問題は1問1分、事例問題は1問2分で解いていくと見直しに10分程度取れる計算です。
社会福祉士試験では5問中1つもしくは2つの選択肢をマークシートに書かないといけないので、1つの問題で5つの〇✕を1分で行わなければいけません。
そのため1問12秒でぴったり1分になります。
事例に関しては文章を読み解く時間がかかるので2分は必要としています。
ここから導き出される結論は社会福祉士試験とは感覚のテストです。
それでは問題を解いてみて下さい。制限時間は12秒で〇✖でお答えください。
【問題】
コミュニケーション的行為とは、他者の選択を計算に入れながら、あるいは他者の選択に影響を与えることによって、自己の目的の実現を目指すものを意味する。
いかがでしたか。12秒で解答できましたか?あっという間だったかと思います。
正解は✕です。
コミュニケーション的行為とは、言語を媒介として自己と他者との間で相互了解を目指して行われる行為。
そこで、試験まで時間がなくても合格できるメソッドをお伝えします。
違和感を大切にする学習
さて1では 国家試験とはどのような試験かをお伝えしましたが、時間がない、勉強していない、けど短期的に得点をあげる方法・・・
それは違和感学習です。「これ間違っているかも」「これ合っているかも」という精度を上げる学習方法です。ではこの精度、どうやって上げていったらいいのでしょうか?
違和感を上げる解決方法は3つあります。
- 参考書をひたすら読む
- 音声を聞き流す
- アウトプットをする
もう少し詳しくお伝えします。
「参考書をひらすら読む」のは苦手な方や時間が取れない、参考書を開けないなど、さまざまな理由で難しい方が多いかと思います。
そんな方はひらすら「音声を聞き流す」を隙間時間で実行してみてください。これ、本当に有効なんですよ。
今ではYOUTUBEなどの動画を聞き流すことも容易にできるので空き時間を有効活用していきましょう。
せっかく勉強したのにアウトプットで失敗して不正解というのが人が多いです。
過去問3年分と模試1回分を3回実施してください。過去問を繰り返し解くことで試験当日の感覚を掴むという意味でとても大切です。
社会福祉士試験は毎年似たような形式で出題されます。そのため過去問をひたすら解くと合格すると言われている理由はそこにあります。
捨てるべき所を明確にしていく
時間がない人は何をやるべきかよりも何をやらないべきかを明確にしていく。これが鉄則です。
しかし、何をやらないか選択できない人のためにやらなくても良い所を7項目ピックアップしました。
- 人物名
- 統計的分析手法
- 海外の事象
- 海外の歴史
- 1945年より前の歴史
- 高齢者の歴史
- 最高裁判例(権利擁護/更生保護)
この7項目は時間をかけても得点アップが狙いにくい項目となっています。
例えば人物名は統計的に言うと4問程度出題されます。
しかし、誰が出てくるか分からないのと、人物名一人一人やっていくと時間がかかりすぎてしまいます。
思い切って人物は勘で解答。4問中1問当たればいいやくらいの感じで良いと思っています。
あくまでも時間が足りない人へのアドバイスなので、今まで勉強の積み上げが出来ている方やこの項目の中に得意分野がある方は勉強して下さいね。
まとめ
- 捨てる所を明確にする
- 聞き流しでで学習
- 過去問で違和感を磨いてレベルを上げていく
この違和感バカにできません。
皆さん、50問程度は自分の実力で正解し、残り100問程度は違和感で解いていくという感じではないでしょうか。
50問確実に正解できれば、違和感を磨いていけば90の合格ボーダーラインまでしっかりと持っていけると思います。
社福の学校では参考書に書かれているけど分かりにくい内容や
複雑な福祉のことを分かりやすく動画で解説しています。
生活やアニメ、スポーツ等の事例がたくさんでてきて、
「そんな簡単なことだったのか!」と感じて頂ける内容になっています。
全員合格目指して頑張っていきましょう!
小野寺仁
東京成徳大学人文学部 福祉心理学科卒業。一般社団法人ハンドレッド代表理事。株式会社ヒポクラテス代表取締役社長。 発達障害を持った子ども達の支援を行い、療育する施設を多店舗展開。子ども達の社会性を育む療育に力を入れている。 また、社会福祉士としての活動を通し社会福祉士に100%合格するオンラインスクール「社福の学校」を運営している。社会福祉士受験のオンラインスクールでは入会者数、合格率で日本1を獲得。 SNSでの発信活動を通し、「福祉のスタバ化」に向けて福祉職の意欲向上や社会福祉士の地位向上に邁進している。